AGAの症状の中には、自分はM字ハゲなのではないかと考えている方も多いのではないのでしょうか。
では、M字ハゲとはどこからがM字ハゲなのか、M字ハゲの原因や改善方法にはどういったものがあるのでしょうか。
今回はそんなM字ハゲの基準などについて解説していきたいと思います。
M字ハゲの基準とは?
M字ハゲの基準は。生え際が自分の指2本分後退しているかどうかが、分かりやすい目安となっています。
チェックのやり方としては、目を見開いて眉を上げた時に1番上にできたシワと、生え際の1番深い部分の間に、指2本を入れ、指2本かそれ以上に生え際が後退していたらM字ハゲと判断されます。
AGAの症状にはO型、M型、U型の3つに分けられ、M字ハゲは放置しているとO型のAGAと合わさってU型の大きなAGAになってしまいます。
20代でもM字ハゲの症状が進行する場合もあるので、若いからと言って油断しないように気をつけましょう。
M字ハゲの原因とは?
M字ハゲの原因は主に2つ
M字ハゲは、AGAと牽引性脱毛症の2つが主な原因とされています。
AGAは男性型脱毛症で、男性ホルモンが別の成分と結びつくことで、髪が健康に育つ周期であるヘアサイクルが乱れることで発症すると言われています。
牽引性脱毛症は血行不良によって髪の毛が細くなったり抜け毛が増えるのが主な症状となっていて、ヘアスタイルによって髪が引っ張られ、頭皮にダメージが集中していると起きやすいのだそうです。
特に長髪の方は無意識に強い力で引っ張っていることがあり、知らない間に牽引性脱毛症の原因を作っている可能性があるので注意してください
M字ハゲの前兆
M字ハゲの前兆は抜け毛が多い場所や地肌が見える箇所によって判断することができます。
前兆を確認するポイントは、おでこから左右両サイドの髪の毛が頭頂部に向かって後退していく形が一定期間で進行しているかになります。
ハゲも徐々に進行するものですので期間で比較して確認する必要があります。1ヶ月単位で前髪を上げた状態を写真に撮って確認するのが良いですが、まずは前髪を上げておでこの生え際の髪が密集しているか薄くなっているかでM字ハゲの前兆を確認してみてください。
他には生え際の髪の毛が細くなっている場合もM字ハゲの前兆といっても良いでしょう。
まだ毛根が見えている状態ならAGA治療などで進行を抑制することができますので、前兆をしっかり察知して早めの治療を行うことをおすすめします。
M字ハゲを改善するには
生活習慣を改善する
AGAの主な原因として、生活習慣の乱れがよく挙げられます。
例えば、食生活の乱れにより、髪を作る栄養素が足りなくなったり、頭皮の環境が悪くなることで、AGAが進行しやすくなる可能性があります。
髪を作るたんぱく質や、たんぱく質の生成を手助けする亜鉛などは積極的に摂りたい栄養素です。
また、睡眠不足や過度なストレスによる血行不良は、頭皮の環境を悪化させ、髪に必要な栄養素を届けることができず、AGAを進行させる恐れがあるので、睡眠不足なども解消するようにしてください。
頭皮をマッサージする
頭皮マッサージを行うと頭皮の血行が促進され、頭皮の環境を改善しやすくなります。
行うのであれば、入浴中などの身体が温まっているタイミングで行うのが良いでしょう。
ただし、力の入れすぎであったり、マッサージのやりすぎは逆に頭皮の環境を悪化させかねないので、やりすぎには注意してください。
ヘアスタイルを変えてみる
牽引性脱毛症は髪型によって髪が引っ張られている状態になるため、髪型自体がM字ハゲの原因となることもあります。
そのため、長髪を切って引っ張られないようにしたり、分け目を変えて引っ張られる力の方向を変えてみるなどもM字ハゲを防ぐ方法となるのです。
まとめ
M字ハゲにはAGAと牽引性脱毛症の2つの大きな原因があり、生活習慣や髪型などによって起きる可能性があることが分かりました。
生活習慣を改善したり、髪型を変えるなどによって防ぐことは可能ですので、症状が気になる方は自分でチェックしてみたり、クリニックでカウンセリングを受けてみるなどして、症状を確認したうえで最適な改善法を行うようにしてください。
AGAの治療を検討される場合は、全国のAGA治療おすすめクリニックにまとめていますので参考にしてみてください。