誤嚥とは、「食べたり飲んだりしようとしたときに,飲食物が誤って食道ではなく気管に入ってしまうことです。飲食物を飲み込む力が弱かったり,飲み込む神経の働きが悪かったりすると起こりやすいのです。飲食物が気管に入ると激しくむせるのは,それを押し出そうとするからです。飲食物だけでなく唾液(だえき)が気管に入る場合もあります。口から肺に細菌が入ることで病気を引き起こすきっかけにもなります」(国立国語研究所より引用)

とくに飲み込む力の弱くなった高齢者の誤嚥性肺炎は多くなっています。
肺炎全体で見ると厚生労働省が発表する平成23年の人口動態統計によれば、脳血管疾患(脳卒中)を上回り、がん(悪性新生物)、心疾患(心筋梗塞等)についで、死因の第3位となっております。
肺炎にはいろいろな種類がありますが、はっきりとした“むせ”がなくとも、経過から誤嚥が原因らしいものを含めると高齢者の肺炎のうち約7割が該当するという報告もあるようです。
口の中が不衛生だと誤嚥後の肺炎発生の危険が高まると考えられていますので、口腔ケアなどにより口の中を清潔にして誤嚥性肺炎のリスクを減らしましょう。

 はじめよう口腔ケア(8020推進財団)

嚥下(えんげ)障害の予防は日常のトレーニングで(OMRON)