「もの忘れ」の原因は多岐に渡ります。老化による正常なものもあれば、様々な要因で発生する「認知症」によるものも決して少なくありません。この認知症によって引き起こされる病気や、また、認知症を更に悪化させてしまう病気も存在します。
もの忘れ外来では、さまざまな角度から検査することで、その症状が正常な加齢によるもの忘れか、認知症をはじめとする疾患かの診断と、その治療・介護方針のご提案を行います。
すでに他院で認知症との診断を受けた方、また、ご家族の方からのご相談も伺います。
認知症で往診や訪問診療といった在宅医療をご希望される場合でもご相談に応じますので、まずはお問い合わせください。
こんな症状に心あたりはありませんか?
- ものの名前が思い出せない
- もののしまい場所を思い出せない
- 曜日、時間がわからなくなる
- 逆に、しまい忘れたり、放置したままにしてしまう
- 料理の手順を忘れてしまっている
- 失くしものが増えてきた
- 急に怒りっぽくなったり、ふさぎ込んだりする
- 見えないものが見えると言ったりする
- 同じ発言や質問をくり返すようになった …等
診察におこしになる際は、可能であれば患者さまの普段の生活についてご存じの方を付き添いとしてお連れください。また、おくすり手帳は忘れずに持参くださいますよう、お願いいたします。